ファイルを探す（Windows） - 京都府・京都市拘泥情報

昔作ったエクセルやワードのファイルを探したいとき、Windowsのスタートボタンから表示される小窓やエクスプローラーの検索機能では探し出せないことがよくある。
でもそのファイルを消したはずはなく、フォルダ名（ディレクトリ名）がわかれば自分で探せるはず。だがそのディレクトリの場所を忘れてしまった。そういうことがある。もしかしたらエクスプローラーで十分探せるのかもしれないが、何せエクスプローラーは指定された場所を「端から端まで」ゆっくり探すように思える。

MSコマンドのTreeを使って、パソコン内のマップを作る

スタートボタン > すべてのプログラム > アクセサリ > コマンドプロンプト

コマンドプロンプトは真っ黒のドス画面である。はじめは Xp だと

　　C:\Documents and Settings\User_name>_

こんなかんじだろうか。User_name のところには自分でつけた名前が入っている。

ここで、tree と入力すると次のような画面になる。これで見つけられれば良いが、画面展開も速いし、「目で読」んで探さねばならない。

目指すディレクトリが c:\ ドライブにあるはずなら、次のように入力してみる。

　tree c:\ > treec.txt

これは C ドライブの樹状図を「treec.txt」という名前のテキストファイルに出力せよ、ということ。パソコンの中にフォルダが多ければ、出力に少し時間がかかる。実感としては2分くらい（計測したことは無い）。
そして、出力が終わればそのまま、

treec.txt

とDOS画面のまま入力すると、「メモ帳」か適当なエディタでそのファイルが開くので、エディタの検索機能を使えば、探したいディレクトリがすぐに発見できる。次のような内容である（表示内容は編集してある）。

フォルダ パスの一覧
ボリューム シリアル番号は A1FF-B6EA です
C:\
├─adobe
│  └─ActiveX
└─WINDOWS
    ├─Downloaded Installations
    │  ├─{574ECE-E15461F27985}
    │  └─{1233C0-F12358D91CDC}
    ├─img
    │  └─3D
    │      ├─交差
    │      │  └─plants
    │      └─平行
    │          └─insekts
    ├─Help
    │  ├─nvcpl
    │  └─Tours
    │      ├─htmlTour
    │      └─WindowsMediaPlayer
    │          ├─Audio
    │          │  └─Wav
    │          └─Video

個人的な経験としては、３Ｄ立体写真をネットから収集して閲覧していた時期があったのだが、どこのフォルダに集めたかさっぱり思い出せなくなった。
でも「3D」というフォルダをどこかに作ったに違いないと探してみると、すぐに見つかった。