電子投票に異議あり!

 ◇市選管が2月の市長選で一部実施するため、PRしようと企画した。場内の通路に端末2台を設置。入場した順に、職員の説明を受けながら投票を済ませた。

 ◇操作は、画面の候補者名などに2回タッチするだけ。選挙権のない舞妓も多数参加し「初めてでも大丈夫やわあ」と“一見さん”OKにお墨付きを与えていた。【朝日弘行】

http://mainichi.jp/kansai/photo/news/20080108oog00m040002000c.html?inb=yt

電子投票といえば、アメリカで散々な疑惑疑念にまみれた方式ではないか。ブッシュだって本当に当選する資格があったかわかったもんじゃない。

電子的替え玉投票はどうやって排除されるのか!?

 ボタンやタッチパネルの裏はまさにブラックボックスである。どうやって替え玉や事後操作による増票・減票を阻止できるのか?
 説明して欲しいものだ。

開票の透明性は確保できるのか!?

 同じ理由で、開票の透明性も確保されないのではないか。

投票行為と有効票の安定性はどのように確保されるのか?

 電気的・物理的トラブルで票が消えたり変わったりしない保証、投票が中断されない保証はどこにあるのか。

プライバシーは確保されるのか?

 投票行為の有無・投票内容が有権者の同定とリンクされて、不法な情報収集にならない保証はあるのか。

電子投票の導入反対!

 以上の様な理由で、電子投票の導入には反対だ。
 開票の透明性という点に限って言えば、投票内容のプリントアウトを投票の都度行い、紙での票確認を投票者が行い、別に投票用紙として保管・管理し、電子投票集計結果と必ず照合するということなら、許されても良いかもしれない。
 それでも、その紙が不法なものが紛れ込まないよう、時間や端末番号も印字し、投票者の匿名チェック欄を設けるどして、不正を排除しなければならないと思う。